ラジオも喋る人によって番組の雰囲気は違うものだけど、この「盗み聞き」は学生がやるネットラジオっぽくない艶っぽさ、湿っぽさがある。それはTOKYO FMの「AVANTI」みたいで、この「盗み聞き」も「雑談を聞く楽しみ」が大きい番組だ。
ただ、この雑談っていうものも、面白い雑談とつまらない雑談がある。一つの話に固執する雑談は面白くない。一つの話に固執するならそれは雑談ではなくエピソードでなければならない。一つ一つにパンチが無いと同じ話を延々聞いていることは難しいのだ。
「盗み聞き」は話が次から次へと流れてゆくし、話す感じも極めて自然だ。これはパーソナリティーに引き出しが多くあって、互いが良い間合いでいられている事の証明だ。これが心地良い。この人達は面白い人達なんだろうな、ということを感じられる。相席した人達の話を聞く感じだ。それも静かなカフェやバー、暗めの、雰囲気の良い場での会話。大人っぽいけど、案外くだらなかったり、非常に良いバランス。
たまにはガヤガヤしていないラジオを聞くのも良いものです。
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